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地域おこし協力隊だより Vol.114

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長野県 喬木村

◆こんにちは。喬木村地域おこし協力隊の武石です。
今回は和傘の材料である「ろくろ」にまつわるお話です。

◇エゴノキプロジェクト
お隣の岐阜県で傘の骨を繋ぐ「ろくろ」の原料になるエゴノキの持続可能な確保を目的としたプロジェクトが行われました。
伝統の和傘が続くようにと、全国から和傘関係者が集い、岐阜県立森林文化アカデミーの教員生徒のご協力を得て、約50名で木の切り出しと植樹、保護チューブの設置に汗を流しました。
プロジェクトは12年目を迎え、本来なら伐採した木から新芽が育ち新たなエゴノキの伐採が可能になる時期ですが、新芽が鹿に食べられて新たな木が育たず、エゴノキの収穫量が先細りしています。今回はエゴノキの代替材料の候補として、リョウブとシロモジの木も収穫しました。
350本(うちエゴノキは150本)収穫し、今後阿島傘のろくろとしても加工されます。
支援の輪が広がり、エゴノキプロジェクトが続きますように!

インスタグラムもやっています→「@strawberry___takagi」で検索してみてください♪

◆阿島傘でお世話になっております。
小林です。

喬木村115年の際に製作した直径6メートルの「阿島の大傘」の修繕作業をおこなっています。大傘に張る傘の紙に手形を押して頂いております。村内の子供たちの手形などが集まっています。完成は来年の春ごろ予定です。

昨年も喬木村役場議会棟階段で開催しました
「年末年始 阿島傘ライトアップ」を、この年末年始でも予定しております。
詳細が決まりましたら、ポスターなどで告知を行えればと思います。
「傘の村」と呼ばれた喬木村の1年の節目
是非、傘の灯りを楽しんでいただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します。

地域おこし協力隊 小林

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